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釣りと読書(主にミステリ)と映画のあれこれ


by xf5u

残酷じゃない天使のように

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 近所の某喫茶店で、かなり若いマルチーズ(♀)が保護された。人間に怯える姿、伸び放題の爪、被毛も酷い状態で、かなり弱っていたらしい。
 最初、「もう一匹、犬を飼いませんか?」みたいにもちかけられたときは、てっきり、子犬がうまれたのだとばかり思い込んでいたが、そういう経緯だったとは、知らなかった。
 しかし、保護してくれた方が、すごい人で良かった。病院へも連れていってもらったようだし、警察や保健所にも連絡をいれていただいたらしい。また、何度か咬まれても見捨てず、リードも用意し、散歩させてくださったという話には、本当に頭が下がる。「どうやら散歩の経験がない」ということも見抜き、ありあまる愛情をもって接してくださっている。なかなか、できないことだ。
 間違いなく、虐待の挙げ句に捨てられた犬なのだろう。「犬には命があり、アクセサリでもオモチャでもないんだ」というあたりまえのことがわからないバカには、ぜったいに飼い主になってほしくない。
 ともあれ、保護してくださったご家族には、最大限の感謝をおくりたい。犬になりかわるのも変だが、何度でも「ありがとう」と言いたい。……まるで、エンゼルのような人たちだ。
 写真の猫は、「鈴鹿・青少年の森」でであった子だが、まだかなり若いだろう。それこそ、捨てられた子猫が産んだ子かもしれない。ここにも看板は出ているけれど、犬も猫も、捨てていいものじゃ、ないんだ……。
by xf5u | 2010-06-06 13:17 | Comments(0)