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釣りと読書(主にミステリ)と映画のあれこれ


by xf5u

『ロビン・フッド』&『ノルウェイの森』

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 映画『ロビン・フッド』《ROBIN HOOD》(監督:リドリー・スコット)を観た。先日、私が今年観た映画が100本を数えたのを機に、2010年極私的ムーヴィー・ベスト5を漠然と選んでいたのだが……、割り込む形で、ベスト5入りするかもしれない傑作だ!さすがリドリー・スコット!ただし、この作品、宣伝不足じゃないだろうか?地雷の予感がする『トロン:レガシー』ですら、ばんばんコマーシャル流しているのに……。劇中で、ひどい悪役にされているフランスからの圧力か?
 ちなみに、暫定ベスト5は、①『告白』、②『マチェーテ』、③『ゴールデンスランバー』、④『おまえうまそうだな』、⑤『昆虫物語 みつばちハッチ』だった。
 ついでに、一応、告白しておこう。『ロビン・フッド』と聞いて、「頭の上の林檎」が浮かんだ。……それは、「ウィリアム・テル」じゃん、ねぇ?弓つながりではあるけど。
 さらに続けて、映画『ノルウェイの森』(監督:トラン・アン・ユン)を観た。蜘蛛やら鯉やら樹木やらが美しかった。『ロビン・フッド』を観たときも、オープニングの「戦」のシーンから、人間なんかどうでもよくなって、「馬が痛い思い・苦しい思いをしなければいいが」と、そればかりを考えていた。古きよき時代の英国は、やはり自然が美しく、イヌと仲良く暮らす人々の姿が良かった!フクロウもハトも、みんないきいきしているネイチャーばんざい!
 ……で、話を『ノルウェイの森』に戻そう。私が村上春樹の原作を読んだのは、まさに「今は昔」と呼べる過去。当時の私は、「なんでそうなるのか」「わかるけど、わかりたくない」みたいな感想を抱いたものだった。今回、映画版を観ても、「これって純愛か?」「それって優しさか?」「わかる気もするけど、やっぱり我慢して醜く生きてるほうが偉いじゃん」「眠たいセリフ吐いてんじゃねぇ」「めんどくさい奴らだなぁ」「単純なことを、わざと複雑にしてるだけじゃね?」みたいな感想を抱いた。……文学部を出ても、文学に染まりきれてないのだろうね。映画『人間失格』が期待以上の出来だったのに対して、こっちは、まぁ、大方の予想通りってコトかな。
 せっかく、前売り券を2枚消化したのに、また1枚買ってしまった。今度は、『ジーン・ワルツ』で、特典は「BAGインBAG」。
 劇場を出て、『築地 銀だこ(アピタ四日市店)』さんへ行った。「ぶっかけ!ねぎラー油」が完売していたので、「こく旨コンビ てりたまマヨネーズ」(600円)にした。う〜ん、満腹感。
by xf5u | 2010-12-12 23:42 | Comments(0)