ナイアスの思い
2012年 03月 18日
旅行から帰るなり、しがみついてきたナイアスをクルマに乗せ、公園へ向かった。……でも、すぐに雨になり、散歩はなかなか苦労した。
「亀山サンシャインパーク」にいるとき、シゴトの電話がはいった。再びナイアスを親許へ預け、出勤したのだが……せっかく会えたマスターが、再び自分を置いて出て行く……そんなナイアスの思い、推して知るべし。
ようやく帰宅し、食事をとって、散歩に出た。もう雨はあがり、ナイアスの歩みも軽快だ。思えば旅行中、幹事がふざけて申請したせいで、旅館の玄関にも宴会場にも、「ナイアスの会御一行様」の札が掲げられていたっけ。
金曜の夜、「明日は一緒に寝られない」と話したら、ナイアスは私の手首をかんだ。おかげで温泉の湯が、傷口にしみたものだ。土曜、親が、私のことを「待っていても、帰ってこない」と話したら、やっぱり手をかんだそうだ。言葉を解するのは以前からだが、ふだんはかまないナイアスがかみつくほど、さみしい思いをさせてしまったのだと、痛感する。
by xf5u
| 2012-03-18 22:10
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