『ある少女にまつわる殺人の告白』
2012年 07月 14日
13:18、『ある少女にまつわる殺人の告白』(佐藤青南・著)を読み終えた《相性B》。「意外なラスト」を喧伝されすぎて、自身の予想を「意外な側」にもっていくから、結果、意外でもなんでもなくなる、という経験は多い。本作のラストも、だから意外には思えなかった。しかも、実際の虐待の現場をいくつも見てきた自分にとって、エンターテインメントとして読めなかったのも、痛いところ。とにかく、つくりはしっかりしているだけに、楽しみきれなかったのは、自分自身のせいか。
かしこすぎるナイアスは、もっと公園にいたいものだから、「帰ろうか」というと、聞こえなかったふりをする。お腹をみせて「もうすこしここにいたいです」とアピールすることもあるが、どうやら今日は、「パピヨンの耳に念仏」「パピヨン耳東風」作戦にでるようだ。
by xf5u
| 2012-07-14 13:48
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