『ジワジワ来る猫猫』
2012年 08月 01日
17:02、『ジワジワ来る猫猫』(片岡K・著)を読み終えた《相性A−》。
この本と、『わんニャンとか。』とを比較してみると、「オトナの事情」的なものが、見えてくる。最初、アスペクトから、『ジワジワ来る○○』が出版された。著者(編者)は、片岡K。次に、同じ片岡K名義で、『ジワジワ来る□□』が発売されたが、出版社は、幻冬舎に変わった。そしてこの度、幻冬舎からは片岡Kによる『ジワジワ来る猫猫』が、アスペクトからは『わんニャンとか。』が、出た。キャプションは異なるが、同じ写真もたくさん使われている。ちなみに、版型は、どれも同じだ。……なんだかなぁ。
内容は、相変わらずおもしろく、キャプションのつけかたが上手い。そして、テーマごとに書かれた挿話のようなエピソードが、これまたおもしろい。『ジワジワ来る○○』のときのように、声を出して笑うまではいかないが、おもしろいったらおもしろいのである。
私はもちろん、著者と同じ犬派だ。
ナイアス、印象派というより、宗教画のような空だね。
by xf5u
| 2012-08-01 18:20
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