『マリー・アントワネットに別れをつげて』
2013年 02月 17日
映画『マリー・アントワネットに別れをつげて』《LES ADIEUX `A LA REINE》(監督:ブノワ・ジャコー)を観た。
タランティーノの『イングロリアス・バスターズ』にも出演していた2人、朗読係役のレア・セドゥとマリー・アントワネット役のダイアン・クルーガーが、立場と感情のすれ違いを見事に好演……なのだが、残念ながら予告篇ですべて見せられてしまったストーリィをなぞるために、ハラハラ感がまったく無い。
ただ、「ラストはきっと、ギロチン台なのかなぁ」と思っていた私の予想は、いいほうに裏切られた。あるべき形のラストだと感じた。
ついでに、女優の脱ぎっぷりもいい。
フランス革命といえば、「貴族の犬」ということで、パピヨンが惨殺され、絶滅に追いこまれたという、私にとっては決して赦すことのできない暗黒の歴史だ。もしも、劇中でパピヨンが酷いめに遭うシーンがあったなら、私は席を立っていたかもしれないな。
な、ナイアス。
ウピゾナ、キミときたら、私の膝でゲロゲロ吐きやがって……。
by xf5u
| 2013-02-17 21:14
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