『2ガンズ』&『四十九日のレシピ』
2013年 11月 17日
映画『2ガンズ』《2 GUNS》(監督:バルタサール・コルマクール)を観た。
とりあえず、鶏のシーンに腹がたった。
作品としては、なんとなく、ありがちなバディものと思いこんでいたけれど、けっこういろいろなアイディアが詰めこまれていて、楽しめた。主人公たちのダイ・ハードっぷりは笑うしかないが。
パンフレットを読み、初めて本作がグラフィック・ノベル(もっと平たく言えばアメコミ)の映画化だと知った。なかなか渋いグラフィック・ノベルじゃないか。
しかし、考えてみれば、このドンパチのきっかけって……ああ、おそろしや。
そしてやっぱり、予告篇やポスター・ヴィジュアルでネタバレさせてしまっていることに、怒りを感じた。
続いて、映画『四十九日のレシピ』(監督:タナダ ユキ)を観た。
朝市で岩魚が売られているし、集まった親戚のなかに名古屋弁っぽい喋り方をする人がいるし、「いったい舞台はどこなんだ?」と疑問をもったが、エンド・ロールで岐阜とわかった。でも……、あまりに簡単に東京へ出られすぎじゃないか?
「豚まん」のエピソードなど、ベタながら素晴らしかった。ほかにも切り口がおもしろいシークエンスがいくつもあった。ただ、あのおばさんの変貌ぶりだけは疑問の嵐で、涙がひっこむ感じだった。日系三世も変ならユニフォームも変なんだけどさ。
by xf5u
| 2013-11-17 23:52
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