『舞妓はレディ』
2014年 09月 23日
映画『舞妓はレディ』(監督:周防正行)を観た。
期待したが、「松井珠理奈(と武藤十夢)は、客寄せパンダ扱いなのか」と悲しくなった。もう少し、ちゃんと演技させてやってほしかった。
カタルシスはラストの、「知っていた」っていうところにあるのだが、ちょっと弱いかな……。でも、これくらいがリアルなのかな。あったかい場面に仕上がっていたから、このままで良いのか。
もうひとつ、エンディングでのオチは、あまりにバレバレだった。うん、これは残念。
ミュージカル仕立てのために用意された曲たちは、種ともこの手によるだけあって、安心して聴かせてくれた。
ただし、先日、ラジオで、劇中未使用曲『きついっしょ』を聴いた。良い曲なのに、なぜ未使用?権利関係?オトナの事情?
個人的事情を書けば、私は大学の文学部国文学科で、国文学と国語学を学んだ身。だからこそ興味深い、そんなシークエンスもいろいろあった。
by xf5u
| 2014-09-23 19:34
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