『イントゥ・ザ・ウッズ』
2015年 03月 27日
映画『イントゥ・ザ・ウッズ』《INTO THE WOODS》(監督:ロブ・マーシャル)を観た。
なんだろう?このモヤモヤは。
赤ずきんが万引き……のあたりで感じた「人間のイヤな部分を見せまくるおとぎ話」は、最後まで貫かれる。
そして、寓話的な部分もかなり露骨で、例えば赤ずきんなんて、性犯罪の被害者にしか見えない。
中盤がクライマックスと思わせておいての、第二幕。そう、これの原作は普通に舞台で上演されるミュージカルだったわけだ。
そして、真のエンディングに至るまで……気軽にポンポン人が死ぬ。ファーストでの死の重さを忘れた『機動戦士Ζガンダム』のように。
なんだろうなぁ……。それなりに残るものもあるのだが、やはり、私にとっては納得のいかない作品だ。
牛に変なものを食べさせるのって、虐待以外の何ものでもないし。
ナイアス=ブリュンヒルデ(パピヨン)と散歩しながらも、モヤモヤは消えない。
by xf5u
| 2015-03-27 23:32
|
Comments(0)