『ベクシル』&『ドアの向こう側』
2007年 08月 26日
映画『ベクシル2077 日本鎖国』(曽利文彦・監督)を観た。……楽しめなかったなぁ……。ストーリィには練れていないものを感じるし、アフレコも「……」だし、メカデザインやキャラクタにも不満が残るなぁ……。音楽的にもちょっと「……」だった。極論を言えば、コレって、オールCGアニメでやる意味あるの?確かにCG技術は、天下の駄作『ファイナル・ファンタジー』から格段に進歩してるけどさ。『スターウォーズepⅠ』以降、実写にCG合成で何でもやれる気がするし……。売りの筈のCGだが、陰影の付け方がなんだかわざとらしいし、髪の表現なんか「浮いて」見えてしかたがない。キャラクタ・デザインも、奥浩哉か唯登詩樹のマネッコに見えてしまう。いっそ小説版のイラスト描いてる緒方剛志のキャラのがいいじゃん。メカ・デザインも、横山宏や河森正治、カトキハジメあたりを起用したほうが良かったのでは?『マシーネン・クリーガー』や『アーマード・コア』のデザインラインのような一貫性あるオリジナリティが欲しいさ。とにかく、ダメ出し!
22:36、『ドアの向こう側』(二階堂黎人・著)を読み終えた《評価B+》。相変わらずこのシリーズは、主人公の二重かぎカッコつきのセリフがたまらなくおかしいのだが……。表題作の短篇『ドアの向こう側』については、読めすぎたなぁ……。ま、先日の職場の旅行中、バスの中で『釣りバカ日誌11』を「観せられた」ことで、両作品の共通点を考えれば自然と……(もう、充分ネタバレですか?)。
……んで、テーブルの下で「なにかください」ってやってるナイアス、かわいすぎぃ!もひとつおまけに、ワーナーマイカルのショップで買った『魔女の宅急便』シールなんてのも、「かぁいい!おもちかえりぃ~」だったりする。
by xf5u
| 2007-08-26 23:31
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