『八月の舟』
2008年 09月 25日
02:44、『八月の舟』(樋口有介・著)を読み終えた《評価B+》。たしか97ページあたりに、私の大好きな描写があったはず。ぐっすり眠っていた私を「顔ペロペロ攻撃」でナイアスが目覚めさせ、深夜に読み終えることになったワケだ。TV『ベストハウス1・2・3』で、「命」に関わる特集をしていただけに、重なる部分の多い作品だった。
最近の私が「ミステリ以外」を読むのは珍しいが……まあ樋口有介だから、ミステリの延長には違いない。「『ちょっと目を離した隙にいなくなった子ども』を探していたはずの母親が犯人」「全裸で死んでいた幼女の空白の30分」現実が出来の悪いミステリになりさがってやがるんだからなぁ……やるせねぇや。
いま、次に読む本を選んでいるうち、ナイアスは眠りこけている。「顔ペロペロ攻撃」し返してやろうか?「サンマをくわえたナイアス」の写真、まさにコケティッシュっしょ?
by xf5u
| 2008-09-25 03:32
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