リハビリ
2010年 11月 08日
8日の人間ドック後は、どうせヘロヘロでシゴトにならないことを見越し、休暇の種類は違うが、午後も休みがとってあった。
人間ドックを終え、謎の頭痛に悩まされていたし、胃カメラで胃の中に直接、空気や着色液を入れられたせいで、腹が変な具合だったが、やっぱり、「そぞろ神の物につきて心を狂はせ、道祖神の招きにあひて取るもの手につかず」(出典:『奥の細道』)、しかたないので向かった、いなべ市藤原『フィッシング・サンクチュアリ』さんへ!
もちろん、一種のリハビリ目的である。『西綾丸』のN船長が、採算度外視で燃料を消費し、大海原を走り回ってくれても、期待にこたえて釣ることができないようなダメダメジギンガーZは、きちんとリハビってからでないと、また船に乗る資格はない!
……という言い訳で、エリア・トラウトに挑んだ。だいたい『フィッシング・サンクチュアリ』さんなんて、土日はものすごい人に決まっているから、まともにルアー投げられないだろうし、平日くらいしか、チャンスがないのだ。月曜の今日でさえ、名古屋ナンバの車が多く、大盛況だったし。
しかし、リハビリのはずが、絶不調。トラウトのやつ、チェイスはするものの、バイトしない。……からかってんのか?苦心惨憺した挙げ句、スプーンを紫に変えたとたんヒットした!やはり、エリア・フィッシングでは、カラー・ローテーションが大切なのだろう。ジギングだと、「タチウオを食べているからシルバー」なんて時以外は、そんなにカラーにこだわらなくていいような気がするし、ピンク系なら、とりあえずオールマイティだと思う。
結果的に、数釣りはできなかったが、楽しめたから良かった。たくさん釣っている方もあったが、私より2サイズくらい小さなマイクロ・スプーンをスロー・リトリーヴしていたようだ。私は2gくらいのをメインに使っていたため、きちんと泳がせようと思うと、どうしても速巻きになってしまう。素直に、エリアのショップで軽いのを買えば良かった。
もうひとつの敗因は、第2ポンドにこだわったことだ。第1ポンドなら、午後に放流もあり、スレてないフレッシュな新人(新魚)トラウトがたくさん補充されたのに……。私の場合、「ルアーを斜めに飛ばしてオマツリ」なんてケースを警戒しすぎて、まず、「周囲に人の少ない場所」を優先するから、ダメなんだよな。
せっかく釣ったレインボゥ・トラウトも、「弱らないうちにリリース」と焦りまくり、マトモな写真が撮れなかった。ネットのなかに500円玉があるのがわかるかな?それだけは、私の意地。デジカメで撮った写真はもっと悲惨で、日曜にたこ焼きを撮影したとき、スーパー・マクロ・モードに切りかえたまま放置してあったせいで、どうしようもない写真となった。
「エリア用スピナー・ベイト」なんてキワモノを引いていたら、誰かがロストしたスプーンが釣れた。「今日は、まったくロストがないし、ラッキィ!」と思っていたら、納竿間際に、超お気に入りの「ピリカモア《アワビ貼りブラック》」をロストしてしまった……。悲しい。
今回も、レインボゥ・トラウト以外はキャッチできなかった。ルアーを追うが、口を使わないアルビノ・レインボゥ、目の前を悠然と泳ぎ去る巨大なドナルドソン・トラウト、水面に見えかくれするブラウン・トラウト、ほかにブルック・トラウトやカムループス・レインボゥ、果てはイトウを釣り上げるのは、いつのことか……。
by xf5u
| 2010-11-08 23:57
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