『ドライヴ』
2012年 04月 02日
予想どおり、会議に疲れた一日となった。……で、「どうせ明日からは、カップラーメン食べてシンデレラ・タイムまでシゴトだし」と、各種書類を仕上げて、職場を逃げ出した。
映画『ドライヴ』《DRIVE》(監督:ニコラス・ウィンディング・レフン)を観た。なかなかバイオレンスなノワールだった。変にBGMを多用しないし、主人公は静かに喋るしで、逆に「動」に転じたときの残虐性が高まっている気がした。『トランスポーター』シリーズのジェイソン・ステイサムより寡黙にアクションをこなすから、渋いったらありゃしない!
ところで、先日観た『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』について、書き忘れたことがある。それは、「訳し方」について。たしか、字幕スーパーは戸田奈津子さんだったし、文句ではないのだが、同じシーンでも、予告篇とは訳が異なっていたから、ずいぶん印象が違うと感じた。例えば、「戦わない日など1日だってなかった」というのと、「毎日が戦いだった」というのではかなり違うと思う。私個人としては、より直訳調の予告篇の台詞が好きだ。もちろん、今の映画の字幕には、「1画面に何文字まで」みたいな制約があるから、どうしても意訳調になるんだろうという事情はわかる。あの、ハヤカワ・ミステリ文庫で読んだアガサ・クリスティ作品の、旧約のほうを愛するのと同じか……。
今朝は、幸せを感じながら目覚めた。まず、白々と明るくなる窓に、「ああ、もう起きる時刻か」と思って時計を見たら、1時間以上寝直しができる時刻だったこと。そして、その後、トイレに起きて戻ったら、ナイアスが掛け布団に寝場所をかえていて、「ちょっと、入らせて」と言ったら、じょうずによけてくれたこと。そして、そんなナイアスと、寄り添って眠れること。……こういう朝って、いいね。
炙った椎茸を、何もつけずに味わうのも、いいね。
by xf5u
| 2012-04-02 23:25
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