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釣りと読書(主にミステリ)と映画のあれこれ


by xf5u

『横道世之介』

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映画『横道世之介』(監督:沖田修一)を観た。私は原作を読んでいないし、もしも予告篇をみてさえいなかったら、もっと、この作品を楽しめたことだろう。また、出演者が、バラエティ番組に出演し、ネタバレ的なことを言っていたのもNGだ。
さて、本作について最初に書くべきは、「上映時間が長い」だろう。正直、もう少しシェイプ・アップできると思う。
作品が時間軸を乗り換えるとき、「あれ?」と思うが、すぐに思考が追いつく。下手に、「○○年」みたいなテロップを入れなかったのは、大正解だ。
吉高由里子、かなり現実離れしたお嬢様キャラを演じていたが故に、大根っぽく見えたのか、それとも……。
高良健吾が演じた主人公も、もはやファンタシィの世界の住人のような「善人」だ。彼のキャラも独特だから、どこまでが計算された演技なのか、よくわからない。
それにしても、時代背景から、携帯電話のない世界を、まるでSF的な設定のように見てしまう自分に、愕然とした。当然、ネットもブログもない。それだからこその空気感は、確かに存在した。
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実はこの映画、四日市でも津でも桑名でも鈴鹿でもなく、明和まで行って観た。もちろん、訳あってのことだ。
出発前には、届いたばかりのDVD『SKE48 リクエストアワー セットリスト ベスト50 2012 〜神曲かもしれない〜 スペシャルBOX』を観た。やはり、『クロス』と『片想いFinally』には、激しく萌える。
by xf5u | 2013-03-09 23:39 | Comments(0)