『新参者』
2013年 10月 05日
06:27、『新参者』(東野圭吾・著)を読み終えた《相性A》。
ゆうべは、少し眠ったところで目が覚めて、ダルくてダルくて、再び眠れなくなった。検温したら、37.6℃だった。「38℃以上のとき服用」って書いてある解熱剤だが、三ツ矢サイダーで流し込んでみた。
それでもやっぱり眠れないから読書を始めたら、朝方、読みかけだった『新参者』を読了した。
1章1章、大切に読みたい、読むべき作品だと思う。「人情」や「情緒」でくくってしまうのはどうかと思うが、人と町とが共鳴する世界のなかで、少しずつ解かれてゆく謎は、とても丁寧に描かれている。
唯一、ラストの犯人特定につながる手がかりにだけは、疑問を抱いてしまう。アレを見られ、持ち帰ったならば、ナニと一緒にアレも新しいものを渡せばよかったのではないか。ちゃんと、いろいろなサイズのアレが売られていたのだから。そうすれば、アレとナニの相性も問題なくなるわけだし。よほど、見られたアレのカラーリングが独特だったのか?そんなものこそ、どうにでもなるだろうに。後から買ったアレを捨てたくだりを読んで、「捨てるなら、最初のアレだろう」と、引っかかった。
今朝だって、体温は37.4℃あるわけで、なかなか平熱キープとは、いかないようだ。やれやれ。
ナイアス=ブリュンヒルデ(パピヨン)には、献身的看病のお礼として、散歩とおやつを。
by xf5u
| 2013-10-05 12:40
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