『春を背負って』&『マレフィセント』
2014年 07月 13日
映画『春を背負って』(監督:木村大作)を観た。
正直、「古いつくりの映画だな」と思った。大自然の映像におんぶにだっこ……とは言いたくないが、雷鳥やタカネスミレがアクセントになってくれるのでなんとかなっているものの、脚本にひねりがなさすぎると思う。山岳系BGVじゃないんだから。
それだけが理由ではないが、けっこう眠くなった。雪山の映像で、劇場内の空調が効きすぎていたから、遭難しそうなときの「眠ったら、死ぬぞ!」をヴァーチャルで味わえた。
もしかして、最初から「山好き高齢者」を対象につくられた映画なのだろうか?そうとでも考えなければ、納得できない要素がいっぱい……。
続いて、映画『マレフィセント』《MALEFICENT》(監督:ロバート・ストロンバーグ)を観た。
「いかにもディズニー」な作品だが、良くできていると思う。
『アナ雪』に続いて、王子様否定のおとぎ話だが、予告篇も、後から「歌ヴァージョン」に変更され、『アナ雪』っぽくなっていたっけ。
話運びはオチまで見え見えだが、これはまあ、しかたない。
エル・ファニングなんかに釣られるものか、と思って観たが……あっさり、釣られた。
『春を背負って』のリアル大自然は美しいのだが、つくりものであっても、ムーア国〜妖精の森の勝ち。ぜひ、訪ねてみたい。
by xf5u
| 2014-07-13 22:22
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