『迷宮カフェ』
2015年 04月 04日
映画『迷宮カフェ』(監督:帆根川 廣)を観た@伏見ミリオン座。
ミステリっぽい雰囲気だったのは冒頭だけで、話は予想してなかった方向へ。
ネタバレすれば、骨髄移植の話になっていくのだが、ドナー登録のプロバガンダに終始するわけではない。かといって、そっち方面の啓発色も強いわけで、なんとも微妙なスタンスの作品となっている。移植に関することは津川雅彦にけっこう語らせるのだが、その時の「絆創膏はがしプレイ(?)」に笑った。
ラストで、ポスター・ヴィジュアルの意味もわかり、なかなか爽やかな結びとなる。
エンドロールでは、日本各地の病院や薬局の名まえがどんどん流れる。地元の、決して大きくない病院まで協力してたことに驚く。
全体的に、台詞がマズイ。あまりに説明的。そのあたり、もうちょっとうまくできなかったものか。リアリティのなさも大概だが、それも含めてコメディ要素と割り切るべきか。
カプセルの秘密やら何やら、先読みできすぎて辛かったけれど、それでいて、たしかに胸に迫るものがあった。
回想シーンの柴田杏花が最高だった。あの透明感は、SKE48・松井玲奈に迫るかも。
アフタ・ムーヴィは、『SKE48カフェ&ショップwithAKB48』さんのイヴェント・メニュー「勝者・中西優香のアクアパスタ」(990円)。考えてみれば、かなり久しぶりに来た。コースターがリニューアルされて以来、初来店なのだから。
by xf5u
| 2015-04-04 20:23
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