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釣りと読書(主にミステリ)と映画のあれこれ


by xf5u

『シンデレラ』

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映画『シンデレラ』《CINDERELLA》(監督:ケネス・ブラナー)を観た。
ど直球ど真ん中のシンデレラで良かった。『アナと雪の女王』のような定石外しのうっちゃり型でもなければ、『マレフィセント』のような異色スピンオフ型でもなかった。そして、『イントゥ・ザ・ウッズ』のようなスーパーロボット対戦ごちゃまぜトラウマ型でもなかった。
ともかく、「生き物に優しい者が幸せになる」というだけで、すでに大絶賛だ。もちろん、猫のルシファーに罪はない。ただ、私の認識では、ネズミというのはたくさんの子どもを産んで次々に世代交代してゆくものであるから、エラが子ども時代に出会ったネズミたちが生きているとは……いやいや、おとぎ話に野暮は言うまい。
「貶められた名まえを名乗る」というあたりも、カッコよくてシビれた。いいじゃん、いいじゃん。
しかし、映画はCGという魔法を得て、こういうことができるまでになってしまったわけか、という感慨ひとしお。
それだからこそ、予告篇で重要シーンを見せまくるのは、いいかげんやめてもらいたい!
惜しむらくは、私の周りじゃ、鈴鹿も津も四日市も、吹き替え版しか上映していなかったので、字幕版で観られなかった。
同時上映は、短篇映画『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』《FROZEN FEVER》(監督:ジェニファー・リー、クリス・バック)だった。
まず、スノーギースのキャラが魅力的。あれは、マスコットに欲しいわ。
そして、短時間ながら、各キャラに楽しい見せ場が与えられていた。
おそらくかなり高いハードルを設定して観にくるであろう観客も、満足させられるだろう。
by xf5u | 2015-04-29 22:55 | Comments(0)