『クリーピー 偽りの隣人』
2016年 06月 22日
映画『クリーピー 偽りの隣人』(監督:黒沢 清)を観た。
序盤の引越しシーンから最後までずっと、ひたすら大型犬“マックス”の心配ばかりしていた。
また、予告篇で観たシーンに脳内で「済」マークをつけていったが、まさか竹内結子の絶叫シーンが、ラストのラストとは……。予告篇のつくり方、おかしいでしょ。
いかにも黒沢清らしいホラー演出はたっぷりで、ひらひら揺れるビニールのカーテンやらガーガーうなるミキサーなんかが不気味だった。
リアルなことを書くなら、犯人は性的暴行なんかはしないのだろうか?それとも、していても映像に入れていないだけだろうか?……なんてことが気になった。
しかし、このテの作品に登場する警察の無能さ……。
総じて、「サイコパスものの最高傑作の誕生!」と言いたくても、少し前に観た『ヒメアノ〜ル』とくらべると、見劣りしてしまうんだよなぁ。
by xf5u
| 2016-06-22 23:04
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